天草へ。3(夏休みソロキャンプその肆)

KF

2012年08月27日 13:36


夏休みソロキャンプの天草編。3日目です。
牛深のハイヤ大橋にて、朝日を拝んだあと、牛深海中公園にて朝食を採りつつ、2時間ばかりのんびりと、朝の牛深の海を楽しんでおりました。
しっかし、お盆が明けたとは言え、相変わらず日差しは強烈に強く、そろそろ耐えられなくなったため、その日のキャンプ地を求め、動き始めることにしました。
本日のキャンプ候補地の条件は、今度は「海に沈む夕日が拝めるところ」。
となると、西に海を望むエリアとなるため、ここまで反時計回りで島を廻って来ましたが、引き返すようなルートになります。
せっかくなら島を一周・・・という気もしましたが、尤もここまで深夜の移動で、風景なんて全く楽しんでいませんから、左手に海を眺めつつ、引き返すルートを採ることにしました。

で、候補のキャンプ地は、牛深からほど近い、結乃里キャンプ場
ゆっくりと海水浴&マリンスポーツでも・・・と思い、車を向かわせました。
ホームページにも書いてらっしゃるように、確かに陸の孤島!
離合がギリギリの山道をしばし走り、辿り着いた先に、魚貫崎の集落とキャンプ場がありました。
駐車場=キャンプ場と云う感じのサイトのすぐ前は、旅館のプライベートビーチ。
2組ほどの家族がテントを張っていました。
しかし、私には致命的な問題が。・・・今回、仕事を断つことができないまま休暇を取っており、携帯が入らない(=ネット環境を確保できない。少なくともソフトバンク。)キャンプ地は、選択が厳しいのでした・・・。

・・・ということで、結構いいな〜と思った結乃里キャンプ場でしたが、次回があれば、シーカヤックでもー、と思いつつ、移動することにしました。

で、結局、昨夜車中泊した、苓北町富岡の白岩崎キャンプ場を目指すことに。

11時頃、キャンプ場受付の観光協会窓口に着いて、お金を払ってから、とりあえず買い出しに。かち割りと凍結系飲料をと思い、スーパーやコンビニを廻りましたが、なかなか確保できず、町の小さな魚屋さんでかち割りを分けてもらい、いざキャンプ場へ。
あ、ちなみにテント持ち込みで800円です。(利用料300円。テント持ち込み500円。)


すでに一番良い場所は、この場所に慣れているっぽいご夫婦キャンパーに陣取られていましたので(その場所だけが、多分自動販売機用に確保されたコンセントからこっそり?引くことができる)、私はトイレ&炊事場から最も離れた場所を確保しました。
お盆明け平日なので、利用者も少なく、1サイトのスペースはかなり狭いのですが、2サイト分を使って、ゆったり構えました。


先のご夫婦キャンパーは、ビーチパラソルと銛を手に海へ。
どうやらここでは、岩場で食材(主にウニ、アワビ、ナマコなど)をゲットして、バーベキューすると云うのが、慣れた方々の楽しみ方のようです。(・・・と云うようなことを、ネットに書いて良いのかな・・・。)
実際、岩場に降りてみると、いろんなのが確かにいました。

でも私は、銛もシュノーケルも用意していないので、云わばの近くの海水浴場で、ちゃぱちゃぱ水あそびをば。
オヤジ一人で、変なやつに見られそうなので、水あそびも程々に、サイトに戻ってシャワーを浴び、近くの温泉に車で向かい、時を過ごしました。


キャンプ場の全景はこんな感じです。
私のサイトは一番奥で、写真では隠れちゃってますね。
設備は水シャワーがあって、トイレがあって、炊事場があって、雨よけ待避用の屋根付きスペースがあって・・・必要十分ですが、まぁ、ファミキャン向きではないのかな・・・。
あと、当然ながら海風が吹くのですが、風よけに植えられた木が夾竹桃ってのが、私的にはマイナスでした。
それと、カキイレ時を過ぎたあとと云うのもあるのでしょうけど、焚き火あとや小さなごみ、食べたあとのウニの殻などが目について、そのあたりがやや気になりました。
ま、でも安い公営キャンプ場ですので・・・。自分は来たとき以上にきれいに!で行きましょう。


キャンプ場の一段上に、昨夜私が車中泊した展望所があり、そこから夕日を拝むことにしました。
でも、残念ながら「海に沈む」ではなく、ちょこっと陸にかかっちゃいましたが、それでも素晴らしいサンセットでした。


今回の夏期休暇風来坊ソロキャンプ最後の晩餐となるので、毎度のカレーは止めにして、ハムやチーズでプチフレンチと洒落こみました。。。
周囲のみなさんは、おのおのバーベキューを。


程よく酔いもまわって、一人トワイライトコットに横たわり、Facebookでもやってると、なんだかポツポツと・・・。
げ!突然の雷雨です。
サイトが狭くてタープを張っていませんでしたから、とりあえずはバタバタと、待避所に濡れて困るものを運び、様子見。
でも結局、すぐに満天の星空となり、あわてて汗かいたのが徒労となりました。苦笑

そしてそして。昨夜は海風も結構あったのに、今夜はなぜか無風。
就寝しようにも、テント内は日中温められて暑いし、自分の体も焼けて火照ってるし、じっとり汗ばんで、寝るに寝れません・・・。
耐えきれずパンツ一丁でテントから這い出し、モスキート対策を施しつつ、コットで休むことに。
流星群でも眺めようと、ぼーっと空を見ていましたが、2つほど流れたのを見たところで意識は遠のき・・・。

車の音で目が覚めたのが深夜3時頃。
夜釣りから戻って来たファミリーが、床につこうとしていました。
ようやく気温も下がったようなので、テントに寝直しました。

翌朝も早々に目が覚めたので、朝食とって、そそくさと撤収。
私が撤収する前に、慣れた感じのご夫婦キャンパーは、すでに撤収していました。


グッタリつかれた感じで帰路へ。
海岸線をひたすら走りました。
最悪なことに、天草瀬戸大橋で事故。本渡で一歩たりとも動かない状況にはまりつつも、なんとか日暮れ前には、福岡県の自宅に辿り着きました。
ざっと8時間ぐらいのドライブでした。。。疲れたー。

風来坊ソロキャンプは楽しかったのですが、やっぱり夏場の海は辛いですね〜。汗。
でも、牛深の海は素晴らしかったし、シーカヤック体験で結乃里キャンプ場にもステイしてみたい。
今回は避けた無人島キャンプにも惹かれるし。。。
まぁ、長男も連れて行ける歳になりましたし、今度は子供を連れて、初夏にでも訪ねてみたいと思います。

・・・おしまい。


あなたにおススメの記事
関連記事